またデニーロかよっ!?

主にネトフリとアマプラ映画の感想駄文

ローマの休日

Roman Holiday

 

 1953年公開

 監督:ウィリアム・ワイラー

 主演:グレゴリー・ペックオードリー・ヘップバーン

 

 

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本編

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アマプラ

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07PPY7T77/ref=atv_dp_share_cu_r

 

 

 あらすじ
 ヨーロッパ某国の王位継承者であるアン王女は、ヨーロッパ各国を親善訪問中である。最後の訪問先であるイタリアのローマで、過密なスケジュールによる疲労感と、自由の無い生活への不満が高じ、王女はついにヒステリーを起こしてしまう。主治医は彼女に鎮静薬を投与するが、王女は薬が効き始める前に、秘かに滞在先の大使館を抜け出す…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「我が国と王家に対する任務を自覚してなければ──今夜、帰らなかった」

 

 

 この映画で、1番好きかもしれないアン王女のセリフ。

 

 

 原題「Roman holiday」とは「他人を犠牲にして得る楽しみ」という慣用句だそうで、まさに映画の内容はそれだった。王室を抜け出し、気ままにローマの街を観光し、街やらパーティー会場やらで騒ぎを起こす。王女の行動は迷惑極まりないものだろう。

 

 

 だが最終的に王女は自分の立場を理解し、元の生活に戻る。この場面が切なくも素晴らしい。アン王女は最初と最後でまるで別人だった。

 「病気が治った」というセリフ。この病気ってのはアン王女の勝手な振る舞い=”Roman holiday”を指しているのではないのだろうか…

 

 

 そんなことよりオードリー・ヘップバーンが可愛い。

 まさに天使。マジで妖精。

 ”美人”じゃなくて”可愛い”にカテゴライズされる美貌。それでいて品もあるという無敵っぷり。おてんば可愛い。

 真実の口のシーン

 主演のペックの策略で、素の悲鳴をあげちゃうヘップバーンが可愛い。その後のリアクションはもっと可愛い。髪型が可愛い。ギターでぶん殴るの可愛い。

 

 

 印象的なシーンはいくつもあるが、スペイン広場でのアン王女が個人的にベスト。

階段の端に座って一輪の花を持ちながら、もう片方の手でジェラートを食べる王女を煽りのアングルで撮ったシーン。アン王女のおてんば可愛さが出てて素晴らしい。

 ちなみにスペイン広場。2019年からゴミを捨てる観光客が急増したため、座ったりすると罰金とられるらしい「君はヘップバーンにはなれないねえ…」

 

 

 ジョーを演じたグレゴリー・ペック

 声がセクシー。ハンサムでしかもあんなセクシーな低音ボイスってのがヤバイ。

 ジョーは良くも悪くも不器用で、割を喰う人物だなと思った。

 

 

 コメディ色が強く、笑えるシーンがたくさんあっただけに、ラストシーンの切なさが際立つ。

 王女の表情の変化、写真を送るアーヴィング、記者会見後の会場を最後に後にするジョー…どれも印象に残る素晴らしい場面だった。

 

 

 ワイラー監督はカラーで撮らなかったことを後悔したそうだが、その気持ちが十分にわかる。もしこの作品がカラーだったら…

 

 

 総評…パブリックドメインのため、Youtubeでも全編観られます。観たことない方は是非!