2014年 公開
監督:スコット・アンダーソン
主演:レイフ・ファインズ
(アマプラ)
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00NCDCTBA/ref=atv_dp_share_cu_r
あらすじ
本作は架空の中欧の国ズブロフカ共和国を舞台とする。
劇中冒頭、現代。ズブロフカのオールド・ルッツ墓地に眠るある国民的作家の墓の前で、女性が彼の著作『グランド・ブダペスト・ホテル』を読み始める…(Wikipediaより)
とにかく一枚一枚のカットが印象に残る映画
ホテルボーイ(ロビーボーイ)のゼロと、その上司で初代コンシェルジュであったグスタヴ・Hの物語
クラシックながら現代風。ビジュアル、演出、カメラワーク、セリフにメリハリがあり、そのままエンディングまでテンポよく進んでゆく。ただテンポ良さゆえにストーリーが追えない部分がちょっとあった。これは繰り返し観たい。
4つの時系列をアスペクト比でわけて入れ子構造にしているとのこと。ちょっとよくわからなかった。これも含めてもう一度見る必要がある。
コメディではあるが、一部グロいシーンもある。指とか生首とか。
ウィレム・デフォー、ジェフ・ゴールドブラム、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スウィントン、ジュード・ロウと共演者がかなり豪華。
トニー・レヴォロリ演じるゼロのとぼけたキャラクターが良かった。帽子のロビーボーイの文字もなんか間抜けでいい。レイフ・ファインズ演じるグスタフは知的でキビキビしつつも結構大胆な事する人だった。ラストは何とも切ない