2022年公開
監督:マット・リーブス
主演:ロバート・パティンソン
アマプラ
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あらすじ
優しくもミステリアスな青年ブルース・ウェイン。両親殺害の復讐を誓い、悪と戦う“バットマン”になって2年が過ぎた。ある日、権力者を標的にした連続殺人事件が発生。その犯人を名乗るのは、史上最狂の知能犯リドラー…
ブルース・ウェインが出てこない
バットマン映画
…いやそんなことはないんだけど、今作ブルース・ウェインの見せ場は殆どなく、あくまでバットマンが活躍するという、ある意味振り切った内容だからだ。
ヴィランがヴィランなだけに、ヒーローものというよりミステリー・サスペンスものって感じ。なんとなくデヴィット・フィンチャー監督の作品みたいだった。
印象に残ったのはバットマンの立ち位置。大勢の警官たちの前で普通に闊歩するバットマンが違和感すぎて笑ってしまった。ノーラン監督の「ダークナイト」シリーズだと独りでコソコソ立ち回ってたからね。原作でもあんな大胆に姿見せてたのかしら?
スナイダー監督の「ジャスティスリーグ」のバットマンは金持ちを強みにしていたが、今作のバットマンにはそれがない。ブルース・ウェインの描写が殆どないってのも理由だが、そのせいかバットマンがいつもより超人めいて見えたような気がする。
暗闇の中、マズルフラッシュの中で戦うシーンが最高だった。
今作、ゴードン警部補の相棒感が強く出てた。二人で活躍するシーンも多めで、お互い強く信頼してるってのがわかった。
バットマン史上最も不健康そうなブルース・ウェイン。序盤のシーンなんか病んでるような目だったもんなあ…言葉遣いもそこまで良くないし、本当に御曹司なのかって思うくらいだった。
アルフレッドとのシーン。短いながら絆の再確認を観られて良かった。
今作のヴィラン、リドラー。マスクが結構カッコ良かった。演じたのはアメリカの俳優ポール・ダノ。
意外と知ってる名前のやつがたくさん出てきて面白かった。最後、アーカムにいた男はやっぱりアイツだったのね。