2011年公開
監督:デヴィッド・フィンチャー
主演:ダニエル・クレイグ
R15+
(アマプラ)
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B09ZPVSWT9/ref=atv_dp_share_cu_r
あらすじ
記者ミカエル・ブルムクヴィストは大物実業家ヴェンネルストレムの武器密売をスクープし、名誉毀損で訴えられ裁判で敗訴し全財産を失う。失意のミカエルに、別の大物実業家から電話がかかってくる。一族の謎を解明して欲しいとの依頼で、見返りに裁判判決を逆転させるような証拠を渡すという。謎とは、40年前に行方不明になった16歳の少女のことであり、一族の誰かに殺されたという(Wikipediaより)
まずこのオープニングを観てくれ
こいつをどう思う?
超カッコいいよね
NINのトレントレズナーとヤー・ヤー・ヤーズのボーカリスト、カレンOによる
「移民の歌」のカバー
「アンタッチャブル」観た時も思ったけど、映画はオープニングどれだけカッコいいかが鍵だよね。初見でもオープニングバッチリだとそのまま続き観ちゃうもの。たとえあまり観ないジャンルの映画でもね。
で、このドラゴン・タトゥーは私があまり観たことないミステリーものだ。
失意の記者とパンキッシュなハッカー少女が、謎の死を遂げた人物の行方を探すという話。
いやー私の理解力では結構難解だった。ミステリー慣れてないってのもあるが、繰り返し見る必要ありだな。人物相関とか結構複雑。
ただミステリーって謎を解くという性質上、物語が停滞しないってのがいいね。色んな人に会うために色んなとこ行ったりで飽きさせない。
ただ終盤、黒幕を倒してエンディングかと思ったらまだ話が続いた。ぶっちゃけあの部分必要だったにせよ、観てる側は蛇足にしか感じなかったな。淡々と進められてあまり共感する部分はなかった。
最後のリスベット…切ないな…
ミカエル役のダニエル・クレイグ。すっかり諜報員のイメージだが、今作はあくまでただの記者なため、割と情けない姿が多くて面白かった。眼鏡姿がカッコいい。顎にぶら下げるのがイイ!
そしてルーニー・マーラ演じるリスベット。漫画から出てきたかのようなアイコニックさ。存在感ありまくりで超カッコいい。でも色々と属性がありすぎて話の内容が入ってこないよ!
マルティンを演じたステラン・スカルスガルド。DUNEで初めて知ったけど、この方の声が凄く良い!どっしりした低音で不安にさせるような声色。
音楽を担当したのはトレント・レズナーとアッティカス・ロス。音楽で所々獣の唸りや咆哮のような演出があった…ような気がする。なんか印象に残った。