2022年公開
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
主演:ライアン・ゴズリング
あらすじ
服役中のコート・ジェントリーはCIAのフィッツロイにリクルートされて秘密暗殺者シエラ・シックスとなる。
18年後、シエラ・シックス(コート・ジェントリー)はバンコクでダイニング・カー暗殺を命じられるが、死ぬ間際に彼が仲間のシエラ・フォーであると教えられ、データチップを渡される…
「超人的はやめろ、バカっぽい」
クリス・エヴァンスがこの台詞を言ったってのが個人的にウケた。あんたがそれを言っちゃうのかって。
監督といい脚本といい演者といいアクションといい、とにかくキャプテン・アメリカ:ウィンターソルジャー味が強い。
最大の見せ場プラハでの戦闘シーンなんかもうそれよ。重武装したガッチガチの兵士が銃火器やら盾やら持って車両からワラワラ出てくるとこなんかもうそれよ。
しかもその盾で主人公のシックスが機関銃を防ぐシーンとかもうWSのオマージュなんじゃねえのって思っちゃうほど。
わかりやすいストーリー、テンポいい、場面コロコロ変わる、ド派手なアクションに戦闘シーン盛りだくさんと、ルッソ兄弟らしいエンタメ全開な作品。
ただ堅実というか、一歩抜きん出た面白さってのはなかったな。もちろん最初から最後まで面白かったけど、タイラー・レイクほどではなかったかも
主人公シックスを演じたライアン・ゴズリング。相変わらず悲しげというか、憂いを帯びた素敵な表情。あと呻き声がいい。シックスは冷静沈着なんだけど運が悪くて所々ユーモラスなキャラでよかった。
ミランダ演じたアナ・デ・アルマスが最強にカワイイ!髪型がカワイイ!唸り声もカワイイ!容赦無く麻酔銃撃つのちょっと怖い!
そしてロイド!性格も見た目もキャラが立ちまくり。クリエヴァ活き活きしてる!冷酷非道なだけでなく三枚目的なキャラってのもいい。そして相変わらずすげー筋肉だな。終盤のシックスとの筋肉のぶつかり合いは必見。
続編やスピンオフが進行中とのことで楽しみ。今度こそCIAの連中をボッコボコにしてほしいね。