2021年公開
監督:アダム・ウィンガード
主演:アレクサンダー・スカルスガルド
本編
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B09HND1ZP4/ref=atv_dp_share_cu_r
あらすじ
ゴジラが怪獣の王として君臨してから5年後の2024年、コングとゴジラに古くから因縁があることが判明し、怪獣の調査を行っている研究機関「モナーク」は髑髏島に第236前哨基地を設置し、ゴジラから守る名目でコングを収容した。しかし既に基地内では収容できないレベルに巨大化したコングにとっては、ただ苛立ちを募らせるだけだった…(Wikipediaより)
そんなことより
メカゴジラがヤバい
まあそれだけの映画じゃないけれども。
「キングコング対ゴジラ」から約60年を経て再び対決するゴジラとコングの映画
怪獣バトルに関しては今作も大満足。
ゴジラとコング双方が概ね似たような身体だから、前作ギドラ戦とは違って、まさに殴り合いの決闘って感じがした。決着の付け方もいい。
それまではどこか神聖で超然とした王って感じだったけど、今作のはやたら喧嘩腰のとっぽい不良って感じ。街破壊描写が多く、馴染みのある破壊神のゴジラだった。
香港での戦闘、四つん這いからのラッシュが殺意マシマシで恐ろしかった。
熱線連射してくるのヤバい。地底まで貫く熱線、そうはならんやろ…
コング
表情や仕草が見てて楽しかった。マグロ食ってご満悦の顔や耳塞ぐシーンが好き。
今作でゴジラの背鰭でできた斧という正式な武器が登場。放射熱戦を受けて青白く光るから戦闘シーンですんごい見栄えする。あれがなかったらゴジラとまともに戦えてなかったよね。
香港バトル時、高いビルにしがみついてたシーンは「キングコング」のオマージュでいいのかな。地形とフットワークを活かした戦い方は市街戦での相性抜群だったね。
だが何よりも素晴らしかったのは終盤に登場したメカゴジラ。
戦闘シーンは短いにも関わらず満足感がヤバかった。
歴代メカゴジラで最も理想的な戦い方をした機体。
全身武器なのは勿論、武装を使うタイミングが完璧で、それによって流れるような戦闘シーンを見せてくれた。
背面ブースターを使って距離を詰めたり、瞬時に後ろに回り込んだりと、メカの強みを活かした戦い方が最高。両手足の青白いやつは、「パシフィック・リム」のプラズマキャノンっぽい見た目。
あとメカゴジラ戦恒例の「熱戦の競り合い」がちゃんとあって嬉しかった。そして最後はやっぱり首もがれるのね…
人間パート。
どんどんアドベンチャー要素が強くなってくる。今回とうとう地底世界行っちゃったけど話がデカくなりすぎてちょっと不安。ビジュアルはSF的ジュラシックパークな感じ。ヒーヴカッコよすぎ。これまたトロン的なやつ。
エイペックス侵入パート
これはちょっとなあ…私、短絡的勝手な行動で話進める系が嫌いなタイプ。
ブライアン・タイリー・ヘンリーが演じるバーニー。どことなくジャージャービンクス的ウザさがあってもう見ててうざったかった。