スカーフェイス

1983年公開
監督:ブライアン・デ・パルマ
主演:アル・パチーノ
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00G9SKU02/ref=atv_dp_share_cu_r
あらすじ
1980年、キューバからアメリカ・マイアミへ渡ったトニーはコカインの取り引きに携わる。その働きが認められたトニーはマフィア組織の配下に収まった後、ボスを殺害。無一文の身からマイアミ暗黒街の頂点へと上りつめ、さらにはボスの愛人エルビラも手に入れることに。しかしその栄光は長く続かなかった……。
ある男の成り上がりと破滅の物語
ブライアン・デ・パルマ監督、オリバー・ストーン脚本による成り上がり系ギャング映画。1932年公開のギャング映画「暗黒街の顔役」 を脚色した内容となっている。
似たような成り上がりものに、グッドフェローズがある。
グッドフェローズは、仲間たちとのギャング青春ものだったのに対して、スカーフェイスは主人公トニーのシンプルな成り上がりものだ。
成り上がって破滅するのは同じだけど。
とにかくアル・パチーノが演じるトニー・モンタナが強烈。
場面に出ただけで存在感があり、言動や行動にカリスマが溢れ出ている。誰と話していても常に目がギラギラして抜け目がなく、説明がなくとも一目で野心家だとわかる。
ただこの男、よく言えば自分に正直で、悪く言えば我儘、融通が効かない。指図されるのを嫌い、自分の主義に反するなら、たとえ不利益になろうとも手を下す。
組織や会社をダメにするタイプの男。部下にも上司にもしたくないタイプの人。現代社会で生きづらいタイプの人間。
成り上がりものではあるが、トニーの内面があまり描写されないからか、ただ自らの利益のためだけに蛮行を繰り返す狂人にしか見えなかった。主人公に共感は微塵も感じない。ただただ恐ろしい怪物を見ている気分だった。だがそれが面白い。
終盤のソーサの部下相手に無双(?)するシーン。
比較的短い場面だが、見どころの一つ。コカインの大量摂取によるものか目を見開き、覚悟の決まった表情で迎え撃つトニーが最高。
「これが挨拶だ!!!」
漫画「ゴールデンカムイ」でこの場面のオマージュあったな。網走監獄で機関砲撃ってた鶴見中尉。
トニーの友人、マニーを演じたのはスティーヴン・バウアー。
長身で甘いマスクのイケメン。だからアル・パチーノの横に立つと身長差が悲惨なことに…
ジーナといい感じになった時点で「あ、こいつ死ぬんだな…」って悟ったわ。どうみてもフラグ。
ヒロイン、エルヴィラを演じたミシェル・ファイファー。
お美しい…。品のある美しさ。刺々した性格もそこまで鼻につかず、厭世的な美女として存在感を示していた。トニー、マニーとの三人の食事会が印象的なシーン。その後のトニーの演説も素晴らしい。
総評…ギャング映画の金字塔。アル・パチーノの狂気的な演技が素晴らしい
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた明日〜ノシ