2000年公開
監督:ロバート・ゼメキス
主演:トム・ハンクス
あらすじ
1995年12月。チャック・ノーランド(トム・ハンクス)はフェデックス倉庫の生産性解決に世界中を飛び回るシステムエンジニアである。チャックはマレーシアでのトラブル解決のため呼び出される。ところが悪天候のため、彼の乗った貨物機は太平洋に墜落してしまう。彼は沈みゆく機体からただ一人脱出し、緊急用救命ボートに乗り込み意識を失う。(Wikipediaより)
ウィルソン!?ウィルソーン!!!ウィルソーン!!!!!
ロバート・ゼメキス、トム・ハンクスのフォレスト・ガンプ組によるサバイバル映画。
中盤から終盤近くにかけてトムハンクス演じるチャックが一人で無人島サバイバルする絵を見せられる。その間音楽、セリフほとんどなし。なのに面白い。カメラワークなのかトムの演技によるものか、それともシチュエーション自体が一定の共感を生みだすのか。
火を起こすシーンで何であんな感動するのか。火を焚き続けるチャックが若干禍々しい。あんなんで本当に火付くんだろか?
作中、足や手をおもっくそ怪我してるけど普通に生活してるんだが、あの環境で全快はしないよな。絶対壊死する。もしくは破傷風で死ぬ。虫歯治療のシーンは思わず顔背けたくなるほど痛々しい。
何かとネタにされるイマジナリーフレンド、ウィルソン。あんな過酷な環境に長年身を置いてると話し相手が欲しくなるものなんだろうな。それだけに終盤、海でのチャックの慟哭がガチすぎる。
音楽がいいと思ったらアラン・シルベストリ。BTTFやアベンジャーズのテーマ作曲した人。そりゃ良いわけだ。
結末が切ない。でもあれは誰も悪くない。その後のチャックは何処へ向かったんだろうね