またデニーロかよっ!?

主にネトフリとアマプラ映画の感想駄文

ザ・フラッシュ

2023年 公開

監督:アンディ・ムスキエティ

主演:エズラ・ミラー

 

youtu.be

 

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あらすじ
ジャスティス・リーグのフラッシュことバリー・アレンは母親のノラの死を防ぐために偶発的に見つけた時間を遡る能力によって、母の死を回避する事に成功する。しかし自身のいた時代に戻る途中で、黒い何者かによって2013年に弾き出されてしまう。そこには死を回避した母と父、環境が変わったことで性格が異なる18歳の自分がいた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ぶっちゃけ

 マイケル・キートンバットマンを観るための映画

 

 

 本編は最初からクライマックス。フラッシュによる病院での救助シーン、ベンアフ・バットマンのカーチェイス&アクション。序盤から満足度が高い。やっぱバットマン銃火器いっぱいついた乗り物で大暴れしてくれると面白い。

 

 そしてなんといってもマイケル・キートン演じるバットマン

 世代!あの頃のバットマンそのもの。マシンもかっこいいけど、アクションも群を抜いてかっこいい!体重は?のセルフオマージュが最高だった。

 

 ただ個人的にバットマンの存在感がデカすぎて他のメンツを食ってる感あった。

 

 肝心のフラッシュは、なんというかイマイチ盛り上がりに欠ける。最後の戦いもあまりカタルシスを感じず、自分でまた世界を戻して全部元通りというなんともつまらない畳み方だったように思う。

 

 サッシェ・カジェの演じたスーパーガールはカッコ美しかったのに、本編での活躍はイマイチだったのは残念。

 

 フラッシュの能力は都合よく全部終わらせられるってのがネックだと思うんだよな。

一気に白けるような終わり方。ドラマ版やジャスティスリーグの時もそれを感じた。メタ的に扱いづらい能力なのかねえ…

 

 

 結局あの世界では、キートンバットマンやスーパーガールは死んで地球は崩壊してしまったのか?バリーがトマト缶を元に戻した時点でなかったことにされるのか、分岐として残るのだろうか。

 

 エズラ・ミラーのオタク演技が最高だった。別世界のバリーは程よくイラつく存在だったけど。

 

 

 総評…何だかんだ言ったが、テンポも良く迫力満点のアクションシーンもあって観て損はなかった