2022年公開
監督:ジャルマリ・ヘランダー
主演:ヨルマ・トンミラ
(アマプラ)
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0CK754L63/ref=atv_dp_share_cu_r
あらすじ
時は第二次世界大戦末期。ナチスの侵攻により焦土と化したフィンランドを旅する老兵アアタミ・コルピと愛犬ウッコは、掘り当てた金塊を運ぶ途中でナチスの戦車隊に目をつけられ、“おたずね者”として追われる…
”シス”とは──
翻訳不能のフィンランド語
勇敢で粘り強い魂を意味する
すべての希望が消えた時
シスが現れる
……某暗黒卿とは何も関係はない
元特殊部隊だったお爺ちゃんが、掘り当てた金塊を横取りしたナチスを皆殺しにするストーリー
雰囲気がタランティーノ映画とセルジオ・レオーネのマカロニ・ウェスタン。それでいてジョン・ウィックのような内容。
極端なアップと引きのショット、少ないセリフ、まるで決闘前のようなひりついた空気感が終始漂う部分は夕陽のガンマンを強く感じ、過度な血の出方はタランティーノのバイオレンスさを感じた。
地雷原突っ切ってったり、飛行機にツルハシで捕まったりと、そうはならんやろって展開は多々ある。が、終始テンポも良く、話もわかりやすく、敵をバッタバッタ倒してゆく爽快感もあって楽しめた。ただ主人公も戦闘による生傷が絶えず痛々しさを感じた。絶対破傷風なるって…
ワンコが死ななくて良かった。お馬さんは残念だった…