2011年公開
監督:エリック・トレダノ, オリヴィエ・ナカシュ
主演:フランソワ・クリュゼ, オマール・シー
あらすじ
パリに住む富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、頸髄損傷で首から下の体を動かすことができない。フィリップと秘書のマガリー(オドレイ・フルーロ)は、住み込みの新しい介護人を雇うため、候補者の面接をパリの邸宅でおこない、そこにドリス(オマール・シー)が面接を受けに来る。
しかしドリスは職に就く気はなく、給付期間が終了間際となった失業保険を引き続き貰えるようにするため面接を受け、不合格になったことを証明する書類にサインが欲しいだけだった。
気難しいところのあるフィリップは、他の候補者を気に入らず、介護や看護の資格も経験もないドリスを、周囲の反対を押し切って雇うことにする。(Wikipediaより)
うーん…
実話を基に作られたフランスのバディコメディ映画
なんだろう…ストーリーの山谷がよくわからないというか、着地点が見えないというか、いつまでも気持ちが浮遊したまま終わった感じ。カタルシスが足りない。
バディものの映画は、チグハグした二人がお互い交流することでどんな変化があったのかを楽しむものだけど、本作の二人はあまり変化がわからなかった。
フランソワ・クリュゼとるオマール・シーの演技は素晴らしかった。ただオマール・シーの演じたドリス。個人的に嫌いな奴だった。一緒にいるとイライラするタイプ。
音楽が素晴らしい。ルドヴィコ・エイナウディのピアノがとても美しい。
総評…評判がよかっただけに、個人的に期待外れの作品