2024年公開
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
主演:ティモシー・シャラメ
これより先ネタバレ注意!
これはすごい
前作はあくまで導入部分だったのがよくわかった。
「オッペンハイマー」のクリストファー・ノーラン監督は、今作を「スターウォーズ」で例えると「帝国の逆襲」だと思う。と、語ったそうだが、個人的には「シスの復讐」だと思った。終盤の覚醒したポールはかなり暗黒面に堕ちたアナキン味がある。ジェシカもどんどん悪の教母みたいになってくし…
一番、目を惹いた場面はフェイド・ラウサのお誕生日会。ジエデイ・プライムのモノクロのような世界観が、それまで主舞台だったアラキスと対象的で非常に新鮮だった。なんか墨ぶちまけたような花火?もよかった。
フェイド・ラウサ。こいつが超カッコいい。冷めた表情がいい
イカれた戦闘狂かと思いきや、意外に冷静で強か。野心もあり、性交に弱い。キャラが立ちまくってた分、終盤で死んじゃうのは勿体無いと思った。
演じたのはオースティン・バトラー。「エルヴィス」でエルヴィスを演じた役者さんなのね。
ラッバーン君…終始愚か者ムーヴかましてて哀れだった。でもなんかこいつ好き
ガーニイ生きてて良かった!そして今作でも死ななくて良かった!師匠キャラが死ぬのは観てて辛いのよ。ダンカンは…やっぱりあの時死んじゃったのか
皇帝を演じたのはクリストファー・ウォーケン!…なんだけど、ビジュアルに華が無いというか、ハルコンネンどもと一緒に映るとどうしても地味な印象があった。あいつらがビジュアル的にキワモノすぎるってのもあるけど
パート3の制作が決まったらしいけど納得だ。これで終わらせるのはちょっと消化不良すぎる。期待するしかない。