またデニーロかよっ!?

主にネトフリとアマプラ映画の感想駄文

DUNE/デューン 砂の惑星 PART2

DUNE/デューン 砂の惑星 PART2

 

2024年公開

監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ

主演:ティモシー・シャラメ

 

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 これより先ネタバレ注意!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これはすごい

 前作はあくまで導入部分だったのがよくわかった。

 

 「オッペンハイマー」のクリストファー・ノーラン監督は、今作を「スターウォーズ」で例えると「帝国の逆襲」だと思う。と、語ったそうだが、個人的には「シスの復讐」だと思った。終盤の覚醒したポールはかなり暗黒面に堕ちたアナキン味がある。ジェシカもどんどん悪の教母みたいになってくし…

 

 一番、目を惹いた場面はフェイド・ラウサのお誕生日会。ジエデイ・プライムのモノクロのような世界観が、それまで主舞台だったアラキスと対象的で非常に新鮮だった。なんか墨ぶちまけたような花火?もよかった。

 

 フェイド・ラウサ。こいつが超カッコいい。冷めた表情がいい

 イカれた戦闘狂かと思いきや、意外に冷静で強か。野心もあり、性交に弱い。キャラが立ちまくってた分、終盤で死んじゃうのは勿体無いと思った。

 演じたのはオースティン・バトラー。「エルヴィス」でエルヴィスを演じた役者さんなのね。

 

 ラッバーン君…終始愚か者ムーヴかましてて哀れだった。でもなんかこいつ好き

 

 ガーニイ生きてて良かった!そして今作でも死ななくて良かった!師匠キャラが死ぬのは観てて辛いのよ。ダンカンは…やっぱりあの時死んじゃったのか

 

 皇帝を演じたのはクリストファー・ウォーケン!…なんだけど、ビジュアルに華が無いというか、ハルコンネンどもと一緒に映るとどうしても地味な印象があった。あいつらがビジュアル的にキワモノすぎるってのもあるけど

 

 パート3の制作が決まったらしいけど納得だ。これで終わらせるのはちょっと消化不良すぎる。期待するしかない。

 

 

 総評…無駄描写もなくテンポよく、それでいて山谷がはっきりした展開があり、終盤の帝国との決戦というハイライトもあり、大満足の内容だった。