2023年公開
監督:ザック・スナイダー
主演:ソフィア・ブテラ
あらすじ
征服と戦争により宇宙の広大な領域レルムを支配する帝国マザーワールドは、王と女王が暗殺された後に摂政バリサリウスにより統治される。マザーワールドの軍隊インペリウムのアティカス・ノーブル提督は反乱者の姉弟デヴラ・ブラッドアックスおよびダリアン・ブラッドアックスを捜索する途中、衛星ヴェルトで食料を求める。村長のシンドリは断るも、監督者のガンナーは多少の余裕はあると答える。ノーブルはシンドリを殺し、10週間後に、村が飢えるほどの量の食料を取りに戻ると宣言し、部隊を残して去る。コラはインペリウムが村人を皆殺しにすると恐れ、反逆するための味方を求めてガンナーと共に村を旅立つ…
ザック・スナイダー版
スターウォーズ
監督が構想に20年をかけた一大スペースオペラ。
監督自身が「ザック・スナイダー版のスターウォーズと評されるだろう」と公言するほどにスターウォーズの影響が諸に見てとれる。
スターウォーズ好きとしては、かなりハマった映画。字幕・吹き替え含めて計三度視聴。個人的に「俺が作ったスターウォーズ」って映画はもっと出てくるべきだ。
ストーリーは至ってシンプル。帝国(マザーワールド)から反逆するために仲間を集めて打倒するというもの。この仲間たちが個性派揃いで見てて楽しかった。
個性派揃いなだけに、仲間になるシーンがかなり淡白だったのが残念だった。ぶっちゃけ一人一人スピンオフで作品できるくらい個性的だった。
その中でも、ミキール・ハースマンが演じたガンナーの活躍が良かった。戦闘技術も特殊能力もないただの農民である彼が、終盤で仲間たちの危機を救ったシーンはとても印象に残った。力のないものが一発逆転をするって展開はやっぱ見てて気持ちがいい。
宇宙船や武器、メカニックの意匠がカッコいい。主人公コラの使う銃や女剣士ネメシスの使うヒートソード?とか。
虫みたいな拘束具の挙動が面白い
メインヴィランのノーブル提督。典型的な暴君で不気味なやつだったが、ワイシャツネクタイ姿で出てきた時はちょっと笑った。なんか世界観が違うというか
吹き替えが神谷浩史さんだからイケメンボイス。何気に吹き替えが結構豪華だったりする。
世界観が壮大すぎて本当にパート2で終わるのって思ってしまう。ディレクターズ・カット版が出るとかなんとか聞いたような気はするが…ホントだろうか?