1991年公開
監督:ジョナサン・デミ
主演:ジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンス
(アマプラ)
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0CHQGC7JY/ref=atv_dp_share_cu_r
あらすじ
カンザスシティをはじめとしたアメリカ各地で、若い女性を被害者とする連続猟奇殺人事件が発生。川へ遺棄された遺体から皮膚が剥ぎ取られていたことから犯人は「バッファロー・ビル」と呼ばれた。
FBIアカデミーの実習生クラリス・スターリングは、著名な元精神科医で連続猟奇殺人を犯した囚人ハンニバル・レクターに事件に関する助言を求めるため、レクターの収監されているボルティモアの州立精神病院に向かう…
顔が近い
気になったのがクラリスとレクターの最初の対話シーンで互いに顔がアップで映ったということ。
クローズアップ・ショット──画面に対しての人物占有面積が大きいほど主観的に映る、つまりのその人の感情や内面が強く出ていることを表す。
ジョディ・フォスター演じるクラリスの不安、恐怖、トラウマといった感情。アンソニー・ホプキンス演じるハンニバル・レクターの知的で冷静であり、底知れぬ恐ろしさ。
お互い顔のアップでほとんど動きがないにも関わらず、お互いの心の内を窺い知れたような気がした。1番緊迫したシーンかもしれない。
分かってはいたが陰惨なシーンは多め。警官の皮を被っての脱出は度肝抜かれた。まあそれでもグロさはハンニバルの方が上かも。
レクターとバッファロー・ビルとのバランスが絶妙だった。レクターがラスボスのビルを食うことなく、それでいて存在感抜群で活躍もするという。
あとプレシャスが生きてて良かった。動物死ぬのは耐えられないからね…
総評…演者の表情に注目するとより楽しめる作品。ちょっとグロい